大原神社では日本の伝統的な手仕事や言葉などを守り伝え続けるために、御朱印符や道具として紹介、頒布してまいります。
土佐和紙
土佐和紙は国の伝統的工芸品に指定され、薄くて丈夫という特徴があります。
その歴史は古く、起源は平安時代に遡ります。
江戸時代には武士の日用品などとしても使われてきました。
土佐和紙について(高知市ホームページ)
大原神社では報賽御朱印、御朱印帳『浅葱色』および『四季帖』に土佐和紙を用いております。

左側の重ね紙として土佐和紙を用いました。


房州うちわ
房州うちわとは「日本の3大うちわ」の一つで、房州で受け継がれて来た千葉県を代表する伝統的工芸品です。
大原神社では令和5年夏、『お祓い房州うちわ』として、無病息災・疫病退散を祈願し頒布いたします。
(令和5年の頒布は終了いたしました。令和6年以降の頒布は未定となります。)
詳細はこちらをご覧ください


活版印刷
活版印刷は、凸の版に塗料を塗り紙へ転写する印刷技法です。
1つ1つ判を押していく方法のために、凹みやインクの滲みなど全く同じものは無いという特徴があります。
手漉き越前和紙
福井県越前市で作られました手漉きの和紙は、木の皮やネリなど自然素材を使用し、1枚ずつ作られます。
そのため、大量生産の和紙とは異なり独特の風合いと和紙の持つ本来の気品があります。

活版印刷および手漉き越前和紙を用いております。
長い歴史を持つ日本文学、そこには忙しい日々を送る現代人が忘れがちな古えの美しさがあります。
このような美しい言葉が今後も語り継がれていくことを願っております。
枕草子

春同様の加工になります。

言葉遊び、言霊
日本語には「語呂合わせ」という、「言葉遊び」があります。
それらは縁起担ぎなどに用いられ、よい物事との縁を深める姿勢や心のあり方です。
また、日本古来から伝わる「言霊」は、言葉そのものに宿る不思議な力を表します。
古くは『万葉集』の中で、日本は『言霊の幸わう国』すなわち「言葉の力で幸せがもたらされる国」と詠われています。
大原神社では「言葉遊び」や「言霊」を御朱印に込めて頒布しております。
当日、直書きのみとなり、ホームページでご案内できなかった御朱印もこちらでご紹介してまいります。
また、来年以降も同様の日にちに頒布するとは限りません。
ご了承願います。

大原神社では二月九日を「福の日」と言っております。
七十二候では「黄鶯睍睆」うぐいすが鳴き始める頃。
それに因んで頒布いたしました。

「go go go」という音の響から奉製致しました。
良い事も悲しい事も、毎日起こる様々な出来事「1歩1歩」歩いて行けますように、と思いを込めて。

七夕の日によせて、皆様の祈りが叶いますよう。

七転び八起きと掛けています。
何度つまずいても また立ち上がって良い方向に物事が進みますように、という意味にも繋がります。
くじけてもダルマのように また立ち上がれますように。

「八」は末に広がっているため「末広がり」で縁起のよい数字とされています。

スポーツの日、
大原神社にはウォーキングの途中 参拝に来られる方が多くいらっしゃいます。
心も体もお健やかでありますようにとの願いを込め頒布いたしました。

千歳飴の「千」、喜ばしいことが永遠に続く事を願った時に使われることが多いようです。
夏越の時に唱える「千歳の命ちとせのいのち」や「鶴は千年」。
皆様に「千」の良いことがありますように。