大原神社では日本にっぽんの伝統的な手仕事や言葉などを守り伝え続けるために、御朱印符や道具として紹介、頒布してまいります。

うるわしき伝統的工芸品

土佐和紙

土佐和紙は国の伝統的工芸品に指定され、薄くて丈夫という特徴があります。
その歴史は古く、起源は平安時代に遡ります。
江戸時代には武士の日用品などとしても使われてきました。
土佐和紙について(高知市ホームページ)

大原神社では報賽ほうさい御朱印、御朱印帳『浅葱あさぎ色』および『四季帖しきちょう』に土佐和紙を用いております。

奉賽御朱印

写真は令和5年5月に頒布しました報賽御朱印です。
左側の重ね紙として土佐和紙を用いました。
浅葱
四季帖

『浅葱色』および『四季帖』の表紙裏に添付しております巡礼御守護札には花形に型取った土佐和紙を添えております。

房州ぼうしゅううちわ

房州うちわとは「日本の3大うちわ」の一つで、房州で受け継がれて来た千葉県を代表する伝統的工芸品です。

大原神社では令和5年および令和6年、『おはらい房州うちわ』として、無病息災・疫病退散を祈願し頒布いたしました。
(令和6年の頒布は予定数に達したため頒布終了いたしました)

詳細はこちらをご覧ください

房州うちわ
うるわしき手仕事

活版かっぱん印刷

活版印刷は、凸の版に塗料を塗り紙へ転写する印刷技法です。
1つ1つ判を押していく方法のために、凹みやインクの滲みなど全く同じものは無いという特徴があります。

手漉てす越前えちぜん和紙

福井県越前市で作られました手漉きの和紙は、木の皮やネリなど自然素材を使用し、1枚ずつ作られます。
そのため、大量生産の和紙とは異なり独特の風合いと和紙の持つ本来の気品があります。

祝御朱印

写真は令和5年4月より限定頒布しましたいわい御朱印』です。
活版印刷および手漉き越前和紙を用いております。

蒔絵まきえ

蒔絵は絵柄の上に金属粉を蒔く日本独自の伝統工芸です。
光沢があり高級感のある手触りです。

蒔絵御朱印帳

写真は『蒔絵御朱印帳』です。
大原神社御創建九百年を記念して奉製され、
10000円以上御奉賛いただいた方への撤下品となります。
(令和6年1月21日より頒布いたします)
熟練した職人による手作りです。
うるわしき日本にっぽんことば

長い歴史を持つ日本文学、そこには忙しい日々を送る現代人が忘れがちないにしえの美しさがあります。
このような美しい言葉が今後も語り継がれていくことを願っております。

枕草子

枕草子

枕草子

枕草子

写真は令和5年6~7月に頒布しました『枕草子、春』です。
『枕草子、春』の一節を記した御朱印符の上に、
型抜き加工をした当社の鳥居の図柄を合わせた、
一組の御朱印符となります。
枕草子

令和5年8~9月に頒布しました『枕草子、夏』
春同様の加工になります。
枕草子

令和5年10~11月に頒布しました『枕草子、秋』

枕草子

令和5年12月~令和6年1月に頒布しました『枕草子、冬』

言葉遊び、言霊ことだま

日本語には「語呂ごろ合わせ」という、「言葉遊び」があります。
それらは縁起担ぎなどに用いられ、よい物事との縁を深める姿勢や心のあり方です。
また、日本古来から伝わる「言霊ことだま」は、言葉そのものに宿る不思議な力を表します。
古くは『万葉集』の中で、日本は『言霊のさきわう国』すなわち「言葉の力で幸せがもたらされる国」とうたわれています。
大原神社では「言葉遊び」や「言霊」を御朱印に込めて頒布しております。
当日、直書きのみとなり、ホームページでご案内できなかった御朱印もこちらでご紹介してまいります。

「言葉遊び」他の御朱印は事前にお知らせしておりません。
また、毎年同様の日にちに頒布するとは限りません。
ご了承願います。
令和六年
福(ふく)
令和六年二月九日に頒布いたしました「ふく 御朱印」です。
大原神社では二月九日を「ふくの日」と言っております。
本年は福豆に柊鰯ひいらぎいわしを添えました。
禮(れい)
令和六年三月三日に頒布いたしました「れい 御朱印」です。
ご祭禮の「禮」はお祭を表す言葉です。
ひな祭りをお祝いし頒布いたしました。
智(さとる)
令和六年四月十三日に頒布いたしました「さとる 御朱印」です。
地方によっては今も盛んに行われている「十三詣り」
数えで13歳を迎えた男女が知恵を授かる為に神社に参拝する日とも言われています。
心身共に大人の入口に立つ13歳
物事を知り 賢く育ちます様、社会全体で見守れるといいですね。
亀は萬年
令和六年六月六日に頒布いたしました「亀は萬年まんねん 御朱印」です。
吉祥文様きっしょうもんようの1つである亀の甲羅こうらの六角形を「言霊御朱印」に用いました。
「亀は萬年」と言われるように亀の六角形は長寿や縁起物の象徴とされています。
皆様の元に吉祥が舞い込みますように。
令和五年
福
令和五年二月九日に頒布いたしました「ふく 御朱印」です。
大原神社では二月九日を「ふくの日」と言っております。
七十二候では「黄鶯睍睆こうおうけんかんす」うぐいすが鳴き始める頃。
それに因んで頒布いたしました。
歩
令和五年五月五日に頒布いたしました「あゆみ 御朱印」です。
「go go go」という音の響から奉製致しました。⁡
良い事も悲しい事も、⁡毎日起こる様々な出来事「1歩1歩」歩いて行けますように、と思いを込めて。
祈
令和五年七月七日に頒布いたしました「いのり 御朱印」です。
七夕の日によせて、皆様の祈りが叶いますよう。
八起
令和五年七月八日に頒布いたしました「八起やおき 御朱印」です。
七転び八起きと掛けています。
何度つまずいても また立ち上がって良い方向に物事が進みますように、という意味にも繋がります。
くじけてもダルマのように また立ち上がれますように。
末広
令和五年八月八日に頒布いたしました「末広すえひろ 御朱印」です。
「八」は末に広がっているため「末広がり」で縁起のよい数字とされています。
育(はぐくみ)
令和五年十月九日に頒布いたしました「はぐくみ 御朱印」です。
スポーツの日、
大原神社にはウォーキングの途中 参拝に来られる方が多くいらっしゃいます。⁡
⁡心も体もお健やかでありますようにとの願いを込め⁡頒布いたしました。
千(せん)
令和五年十一月十五日に頒布いたしました「せん 御朱印」です。
千歳飴の「千」、喜ばしいことが永遠に続く事を願った時に使われることが多いようです。
夏越の時に唱える「千歳の命ちとせのいのち」や「鶴は千年」。
皆様に「千」の良いことがありますように。